こんにちは。
先日、スペインに住んでいる親戚が、祖母の誕生日のため帰国したのですが、エスプレッソマシン(Kaffeecocher)を買ってきてくれました。
イタリアンエスプレッソを作るコレです。
私はコーヒーに目がないんです。
で、パッケージを見ていると、Made in P,R,Cと書いてたんですね。
どこの国だろう?と思い調べてみると、驚愕の事実を発見しました。
Made in Chinaの別表記はMade in P,R,C
上記したエスプレッソマシンの生産国はどこの国だろうと思って、ググってみると、何とチャイナなんです。中国産だったんです。
PRCはPeople’s Republic of China(中華人民共和国)の略語なんです。
彼ら、メイドインチャイナの表記じゃなく、Made in PRC って使い始めたみたいです。
<2019年6月7日追記>
メイドインスペインのエスプレッソメーカーを買いました。(笑
メイドインチャイナの表記は不人気?
彼らもおそらく、「Made in chinaは評判悪いから名前変えようぜ」、みたいになったんでしょうね・・・と思っていろいろリサーチしてみると、2013年ごろからこの表示が出てきたっぽく、当然公式発表がないので真相は分かりませんが、予想通りの記事が多く出てきました。
基本的にメイドイン チャイナって書いてあるより、メイドインジャパンやメイドインジャーマニーって書いてある方が、抵抗なく買えますし、最近はあのダイソーでも、日本産って書かれた商品が多くなっているので、やっぱり中国産の物を買いたくない人が多いんでしょうね。
何と言うか、made in chinaは評判悪いからmade in PRCにしよう、という事であれば、そんな事考えずに質を上げることを考えればいいのに、って思いません?
以前流行った中国人の爆買いもですが、彼らもMade in Japanを買いたくて日本に来ていましたもんね。
私は知り合いに中国系の事業主が多いのですが、彼らはmade in chinaの物はほぼ買わないですよね。
売るものは中国製品でも、自分に使うものは別の国の物を仕入れてますよ。
なにか壊れたら、笑って「チャイナはダメだ」なんてジョーク言ってますし。
子ども用品
先日子ども用品を見にbabyoneと言うおもちゃ屋さんに行ったのですが、多かったですよ、メイドインチャイナの製品。赤ちゃんが口に入れる様な物までmade in china 製品がありました。
made in china 製品を全て否定しているわけじゃないんですが、今までに中国製品のせいで、何が起こったか知っているので、買う気は無くなりますよね。
特に赤ちゃん用品となると、ちょっと神経質なくらいチェックしてしまいます。
そういえば結構前ですが、アメリカで中国製品のおもちゃで赤ちゃんの事故が多発していたので、チャイナフリー(china free)のステッカーを張ってましたね。注)チャイナフリーとは中国産の商品じゃないと一目で消費者に分かるようにシールを貼っていました。
基本私は買う商品全て原産国、原材料を見ていますし、自分がいる国で作られた物を買う様にしているので、大丈夫ですが。
これはちょっとした理由があるのですが、旅行者として色々な国に行っていた時に、小さな恩返しとして、「その国にお金を落とす」ということをやっていました。
例えばモロッコにいたら、モロッコ産のもの、タイにいたらタイ、ドイツにいたらドイツ産の物を買う様に心がけているんです。
大した額じゃないかもしれませんが、その国の生産者の手助けになれば、と思ってやっています。
MadeinPRC表記は違法じゃないの?
通常、景品表示法では「紛わらしい表示や一般消費者が判別困難な表示」を不当表示として規制しているのですが、先ほども言ったようにPRCはPeople’s Republic of Chinaという正式名称の略のため、規制できないようです。
言わば、Made in U.S.Aと同じ扱いなんですね。そういえば、韓国産の物はMade in ROKと書かれたものもありますしね。
ただ一つ朗報として、JAS法の品質管理基準で食品には日本語で原産国を記載しなければいけないとあるので、知らずに中国産の食べ物を口に入れる事はなさそうですね。
最後に
今回は、なぜメイドインチャイナをMade in P,R,Cと表記を変えたか分かりませんが、分かった以上はう~ん、となりますね。
また、メイドインチャイナを別表記にしてからは、売り上げが伸びているって噂も出てますね。(笑)
ますます複雑で、だまし合いの様な世界になってきましたね・・・。
上記したようにこの表示を規制することは出来ないので、私たち一人一人がPRCは中国だって覚えるしかないですね。
[box06 title=”関連記事”]
[/box06]