以前の「ドイツのスーパーで売ってるマグロって食べれる?」でも紹介した様に、ドイツ在住の我が家では、鉄火丼やお寿司などの日本食を結構作っています。
最近はドュッセルドルフに行く機会も全然ないので、日本の食品があまり手に入らないんですが、代用品で何とか頑張っています。
とはいっても、昔ながらの手法に戻ったというべきでしょうか?
今時日本のスーパーに行くと、何でもミックスされたタレやソースが売ってますよね?これを使わずに、全部自分で味付けしている感じです。
ただ、問題はお米なんです。
ドイツのお米って相性が悪いのか、炊き方が悪いのか、なかなか「これだ!」っていうお米に出会わなかったのですが、ふとあるものを試して見たら全然いけてましたので紹介したいと思います。
お米だけは妥協したくない
やっぱり日本人なので、お米には妥協できないというか・・・。
ドイツ人って、ジャスミン米やタイ米などの日本人からしたらなんじゃこれ!?ってお米使ってますよね?なんかぱさぱさした感じの出来上がりになるし、美味しくないんですよね。しかも割高だし。
ドュッセルドルフの日本食品店では、日本産のお米はだいたいキロ7ユーロ以上(900円以上)するし、アメリカ産、イタリア産の日本米はキロ2〜3ユーロで売られていますが、アメリカ産の日本米?これってアメリカ米じゃないんですかね?っていうのもあります。試したことないですが。
日本米の代わりにミルクライス(ミルヒライス)
ちなみに我が家で使っているお米は、ミルクライスなんです。
ミルクライス(ミルヒライス)を知っている方は「えっーー!?」と思うでしょうが、本当なんです。
ドイツ人は、このお米をデザートとして、ジャムをつけたりして食べているんですよ。
お米にジャム??お米と思うと絶対に無理ですが、ライスという名の別のものと思えば何とか食べれそうですけど。
最初は、ドイツ人は何食べてんだ?と思っていましたが、このお米の見た目が日本米っぽかったんですね。で、試したら味、食感ともに日本米ぽっかったんです。
ちなみに下の写真の、Aldiのミルクライスが一番でした。
いろいろなミルクライスを試したのですが、これが一番しっくりくる感じで、弾力はそこまでないですが、500gで50セントだし、海外で手に入るお米の中ではトップランクに位置しています(私の中ではです)。
ミルヒライスの炊き方
基本的に日本米の時と同じなんですが、お米を2~3度洗ってから、人差し指の第一関節より若干少なめにお水を入れて炊きます。
日本でお米を炊くときは、第一関節まで水を入れるんですが、このミルヒライスは第一関節の1~2mm下まで水を入れます。
後は日本にいる時と同じで、「始めちょこちょこ中ぱっぱ」ですね。(古いですね・・・)
ちなみにドイツでは(うちの家庭には)炊飯器がないので、いつも鍋でお米を炊いているんですが、ガスじゃなくてIHコンロ(IHヒーター)なんですよね。
ですのでガスの時とちょっと炊き上がりに違いがありますが、違いは許容範囲だと思います。
このお米でお寿司を作ったり、丼物を作ったりと、違和感なく活躍してくれていますので、機会があれば皆さんも是非試して見て下さい。
最後に
ちなみに「Sushi reis」という名のお寿司用のお米もありますが、ちょっと高いし、ミルヒライスの方が日本米っぽいので私は使っていません。
ドイツのスーパーならどこでもミルヒライスは売っているので、色々試して自分好みのお米を探してみて下さい。
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