息子が生まれて早16か月。この間に抱っこ紐を4つほど買いました。
妻はヴィーガンなので、食事や服の材料、抱っこ紐にもかなりのこだわりがあり、親の視点じゃなく子供の視点で何が一番良いかを検討しました。
なんかしっくりこなかったり、肩が疲れやすかったり、子供が落ち着けないものなどもあるので、抱っこ紐選びは大変でしたね。
試した紐は10個ほどで、購入したのが4つです。その中でもすごく使いやすかったもの(男性も使えます)をご紹介します。
ちなみに抱っこ紐はドイツ語でMei Tai、抱っこ紐のスリングタイプはtragetuchと言います。
抱っこ紐の選び方
<東南アジアを旅行中は通気性の良いものを>
抱っこ紐は、季節と子供の年齢で変わってきます。
お子さんが新生児で季節が春夏であれば、生地が薄く通気性が良いもの、紐タイプでなくスリングタイプを選びます。
スリングタイプであれば赤ちゃんの頭まで覆いかぶせることができるため、過剰な刺激を与えるの抑えることができます。
また、首がまだすわっていないため、自分で頭を支えることができないので支えも必要だからです。
冬であれば、極力厚めのスリングタイプを買っておきましょう。
赤ちゃんの首がすわるのは生後3~4ヶ月からなので、お子さんが生後半年以上であれば、スリングタイプのものとキャリータイプのものどちらでも大丈夫です。
キャリータイプも同じで、春夏は通気性が良いものを、秋冬は厚手の物を買いましょう。
また、肩や背中に来る紐の幅が大きければ、体に食い込んだりしないので楽です。できれば腰にも巻くタイプがおすすめですね。
肩、腰、背中の3点で支えることができるので、負担が分散されます。
新生児に一番合う抱っこ紐
ドイツでは有名なStorchenwiegeというブランドの抱っこ紐は、長さ3.6mの大きな布状のものでtragetuchとドイツ語で言います。大きさはカラーにもよりますが、3.6m~5.2mまであります。
私たちは長いものを買っていたら、今後も長く使えるんじゃ?と思ったのですが、体に巻く量が多くなるので、すごく大変でした。自分に合ったサイズが一番ですね。(笑)
なぜこれが新生児に良いかというと、下の写真のように形状をいろいろ自分で変えられるからです。
新生児はまだ自分で頭を支えることができないので、一番左のように頭まで覆うようにしたり、大きくなってきたら真ん中の写真のようにしたりと、お好みの形状にできます。
また、肩のあたりを見てもらえばわかりますが、抱っこ紐が太いので肩が痛くなりにくいんです。
取り扱い説明書に詳しく巻き方が載っているので、何度か練習すればすぐに使えます。
ちなみに新生児に合うと言っていますが、最大重量が15㎏までなので、3歳ごろまで使えます。
日本だとこれになりますね。
1歳からおすすめの抱っこ紐・秋冬用
こちらは厳密にいうと1歳児というよりは、赤ちゃんの首が座ってから使ったほうがいい抱っこ紐です。
何度か新生児にこのタイプの抱っこ紐を使ってる人を見ましたが、ハラハラして気が気じゃなかったですよ。(笑)
だって首がすわってないから、赤ちゃんの頭がちょっと後ろに動いただけで、赤ちゃんの頭が後ろに反り返ってしまいます。危ないですね。
こちらは秋冬用で、ちょっと厚い生地を使っており、真ん中部分には綿が入っていて、次に紹介する春夏用よりも紐部分も厚手なので、締め付け感が少なく肩が痛くなりにくいです。
amazonasというブランドで、妻曰く大きな会社じゃないけどそこそこ有名とのことです。
1歳からおすすめの抱っこ紐・春夏用
なんか妻の服装が修行僧っぽく見えるのは、ご愛嬌ということで。(笑)
こちらは春夏に使うもので、生地も薄手で通気性もいいです。
ファスナー付きなので子供を入れやすいし出しやすのが特徴で、春夏物だけあって軽いです。
デメリットを一つ上げるとするなら、この抱っこ紐は肩と背中で赤ちゃんの体重を支えるので、腰に負担がかかります。↓こんな感じですね。
先ほど紹介した2つは、腰にも紐をまくので疲れが出にくく背中も曲がりにくい感じです。
それでも紐部分が大きいので、肩が痛くなったりというのは少ないはずです。
ちなみにドイツでは、バックパックぽいもの(Babytrage)が主流で、私たちが持っているようなものはほとんど売っていません。(↓こういったもの)
冬はいいですが、夏はベルトが当たっている部分から汗が結構出ます。
最後に
時々下の写真のタイプのものを使ってる人を見ますが、お勧めしません!というのも、赤ちゃんは何にでも興味があり、目に映るもの全ての情報を取り入れようとするので、この状態だと疲れても顔を埋めれないので、赤ちゃんの負担が大きくなります。
ただし、赤ちゃんを反対向きに乗せれば問題は無いです。
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