そういえば、最近生後8か月の息子の食欲がないんです。何か熱っぽいし、唇や口の中に白いものが付いているし。
タイに半年いて日本に来たので、乾燥しているから口がネバネバになって、白いものが付いているんだろうと勝手に考えていました。
2日経っても白いものが取れないし、元気もないので病院に行ったのですが、衝撃的な事を言われました。
口の中にある白いものはカビ
病院の先生に症状を説明し、赤ちゃんを診てもらっていると、先生が衝撃的な事を言いました。
「あ~、これね~。心配しなくていいよ、ただのカビだから」
えっ!?カビ?口の中に?
何で・・・?
先生曰く「このカビ(名称カンジダ菌)は私たちの体に住んでいて、赤ちゃんは免疫が弱いからうつったのよ。正式名称は鵞口瘡(がこうそう)っていうけど、これが原因で何か病気になることはないから、心配しなくていいよ」とのことです。
心配ですよね、普通は?口にカビが生えるなんて、聞いた事無かったですし。
治療しなくても消えることがあるらしいですが、一応クリームをもらい、食後に一日3回塗れば2‐3日で治るそうです。
これが処方してもらった塗り薬です。
母乳やミルクのカスかも
口の中にあるこの白いものは、全てがカビという事ではないんですね。母乳やミルクのカスが固まったものである可能性もあります。
ミルクなのかカビなのかの判断は、拭きとれるかどうかで確認します。
濡れたガーゼを指に巻き付けて、患部をやさしく拭いてみましょう。これで白いものが取れるようだったら、ミルクのカス。取れなかったらカビである可能性が高いです。
たさ、口の中をゴシゴシ拭いてしまうと、赤ちゃんの口の粘膜を傷つけてしまい逆効果になるので注意を!
カビが生える原因と対処
口にカビが生えているので、当然赤ちゃんが口に入れる物にカビの菌が付いています。そういったものを熱殺菌したり、アルコールで拭いて殺菌をします。
哺乳瓶だったり、歯固め、おしゃぶりやおもちゃなどを消毒し、あとおっぱいをあげている人だったら胸も清潔にしましょう。(先生曰く、そんなに神経質にならなくても大丈夫、って言ってました)
また、忘れがちなのは、赤ちゃん用のスプーンです。
離乳食を上げている時に、赤ちゃん用のスプーンを自分で舐める事ないですか?やっちゃいますよね。
私たちの口の中にもこの菌はいるので、赤ちゃんのスプーンは赤ちゃんだけが口に入れるようにした方がいいですね。
お口の手入れ・歯磨きナップ
以前は赤ちゃんの歯磨きだけをしていたのですが、看護婦さんに「ガーゼをお湯に浸して、絞ったものを指に巻き付けて歯や口の中を洗った方がいい」と言われたので、歯磨きナップというものも買いました。
これは布製の指に着けるナップで、これで赤ちゃんの歯を磨くものです。うちの息子の様に暴れまくる子供をお持ちなら、是非これを使ってみて下さい。チョー簡単ですから。
当然歯磨きもやっていますが、どーしても無理って日にはこのナップを使っています。歯磨きは5~10分ほどかかるのですが、これなら1分ほどで終わります。
また、口内が乾燥していると菌が繁殖しやすいので、お水のやり忘れも注意しましょう。うちには加湿器があるので、口が乾燥しないように今だけ使っています。
免疫が未熟な赤ちゃんなので、2度3度と症状が出ることもあるらしいですが、適切に塗り薬を塗っていたら治癒するので、あまり心配せずとも大丈夫です。
最後に
クリームを塗りだしてから、3日後には完全に無くなったので一安心ですが、再発しないように気を付けようと思います。
先述しましたが、そこまで神経質になって殺菌しなくてもいいようなので、ほどほどに。
[box06 title=”あわせて読みたい”]
ドイツ在住者におすすめの子連れ海外旅行にぴったりのベビーカーを紹介!
[/box06]