今日はドイツのマグロについて何ですが、海外のスーパーに売っている鮮魚って新鮮なんでしょうか?生で食べれるんでしょうかね?
まぁ鮮魚として売っているので、食べれるとは思っていたのですが、何軒かのスーパーに聞くと「生食用では売っていない」という事なんです!
ただ、ドイツに移住してから日本食が恋しくなることが多いんですね。なので、いつもマグロを食べたいと思っていたのですが、海外で刺身用の魚ってなかなか手に入らないですし、高いですよね。
それで今回は、体を張って生食用じゃ無いマグロを生で食べてみました!
ドイツで刺身用の魚を買う
私はたちの家は結構田舎にあって、日本食が買えるような所は車で2~3時間のドュッセルドルフしかないんです。
ここは日本人の居住者が多く、日本食レストランやスーパーが多くあるので、日本の食材を買うのに困る事はありません。(ただ、高いので困っているのですが・・・)
地元であっているマーケットに週一回だけ、生食用のマグロの販売があっているので時々行っていましたが、結構値段が張って、100gで5ユーロ。。。(650円くらい)
刺身で4~5口で終わる量です。
これじゃあいくらお金があっても足りないので、諦めるか、チャレンジするかの2択になっていたんですね・・・。
近所のスーパーをチェック
ということで、近くにあるスーパーに行ってチェックするも、マグロを置いているのは、EDEKA(エデカ)とreal(レアル)ぐらいでした。AldiやLidlには、マグロは置いていませんでした。
rewe(レーヴェ)というちょっと高級志向のスーパーマーケットがあるのですが、ここにはサーモン、鯛などありましたが、まぐろは置いてませんでした。
また、ドイツの有名なスーパーでAldi(アルディ)とLidle(リドル)がありますが、私の住んでいる地域には生魚は置いてなかったです。
で、そのEDEKAとrealに行って、鮮魚担当の人と話すも
「コレ、サシーミ ノー ノー。クック クック」
ってな感じで言われたのですが、どーーーーーーしても鉄火丼が食べたくて、悩んだ挙句、結局realで生マグロを買いました。(3,49ユーロ/100g)
臭いを嗅いでみると、ちょっと魚臭さがありましたが、そんなに古い感じでもない、でも生で食べるのってどうかなってレベルでした。
鮮魚コーナーのおばさんは「一度冷凍したら全てのウィルスが死滅するから大丈夫よ、でも生食用としては売ってないから。」
って言ってたのですが、半信半疑です。
まぐろ生食用、加熱用の違い
家に帰ってまずは、魚の生食用と加熱用の違いを調べてみると、意外なことに分かりませんでした。
「分かりませんでした」というのも、加熱用を食べても当たらなかったという報告が多々あり、結局は同じ魚からとれる肉なので、加熱用に作ることはできないみたいです。
そう言われてみれば納得で、あらの部分など部位によっては単純に加熱用と書かれているだけで、加熱用に切られたわけじゃないみたいですが、おそらく加熱用は生食用に比べて鮮度が下がるみたいです。
結局は、「臭って魚臭かったら調理して、そうでなければ生でも大丈夫」と理解しました。
ちなみにドイツで日本食を作る時、ご飯はAldi(アルディ)のミルヒライスを使うと、日本米の感触に似ていますよ。しかも激安です。
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魚臭かったら漬けにして食す
ちなみに私が購入した生マグロはちょっと魚臭かったので、漬けにして食べました。
ヅケにすると細菌などが死滅するみたいで、食あたりにならない(なりにくい?)みたいなんですね。
ヅケにする食材は、マグロ、生姜、醤油。
こんな感じで30分ほど冷蔵庫に入れて漬けました。
これを全部ミックスして30分ほど漬けて食べました。
結論から言うと、マグロの味はほぼゼロでしたが、醤油にわさびの組み合わせって美味しいのでまあ成功に入る部類の鉄火丼でした。
ただ、もう一度このマグロを買うかとなると、買わないかな、と思います。
マグロの加熱用を生で食べる
先日EDEKAに行った時に、また鮮魚コーナーを訪ねてマグロをチェックしていると、
「ノースシ、クック」と、担当のおばちゃんにまた言われたのですが、
「寿司に使うなら冷凍コーナーにいいマグロがあるよ」と、教えてもらい勧められたのはこれです!
フェメグというブランドのthunfischmedaillons(トゥーンフィッシュメダイロンス)です。(ドイツ語でThunfisch・トゥーンフィッシュはマグロ、medaillon・メダイロンはヒレ(filet)と言う意味です)
250gで3,99ユーロ(2018/7月現在)で前回のマグロよりかなり安いんです!
2019年6月追記>マグロの値段が250g/4,99ユーロに値上がりしていました・・・高いですね。
(写真は半分量でたまたまハートの形でした)
完成品がこちら
で、味はというとマグロの味がしました!!
感激です!
これが生食用で売られているかどうかは分かりませんが、全然おいしいし、魚臭さも無かったので大満足です。
マグロを食べるときは念のために、わさびやキュウリ、ニンジン、しょうがなどを一緒に食べました。
マグロの調理方法は、水を垂れ流して解凍し、その後一口サイズに切って、前回と同じように漬けにして食べました。
追記)2019年12月
紹介したフェメグの冷凍マグロは質が下がり値段が上がりました。ここ2ヶ月ほどゴムのような触感で味が全然ないので、オーガニックスーパーマーケット(Denns)に売っているこのマグロに変えました。
味は心の底からおいしい!と思うほど、質が良いのに安いです。(2,99ユーロ)
Friend of the seaのロゴも付いています。
注)Friend of the Seaは、持続可能な漁業と持続可能な養殖からの魚介類の認証とプロモーションのためのプロジェクトです。
最後に
これで、わざわざドュッセルドルフやマーケットに行って、高いマグロを買わなくて済みましたが、あくまでも私は大丈夫だったという事で、安全を保証している訳ではありませんので、あしからず。
ただ、海外でマグロが恋しくなったら、スーパーで売っている冷凍ものをお勧めしますね。解凍されているものは鮮度が低い可能性がありますので!
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